昔のホームページの文章と画像が残っていましたので、自己紹介を兼ねて載せてみます。いまになって読み返してみると恥ずかしい部分もありますが、よかったらご覧になってみてください。昔はこんな楽しみ方をしていたんだなあ、と懐かしいです。(古い情報が含まれていますが、ご了承ください。)
アマチュア無線局“JR0ECQ”の部屋へようこそ!
アマチュア無線局“JR0ECQ”は2002年12月に開局20周年を迎えました。
50MHzで開局後いろんな変遷を経て、現在はベランダ設置の短いモービルホイップアンテナを使用して、HF(主に7MHz)のCW(電信:モールス通信)を楽しんでいます。
上の写真は、愛用の電鍵:ハイモンドのHK-3です。
縦振り電鍵は、自由自在に思ったとおりの符号が出せるのが魅力です。正しい操作法を身に付ければ、長時間でも連続して叩き続けることもできます。私は幸いなことに指導者に恵まれ、反動式をマスターすることができました。今までの連続打鍵の最長時間は、Let's A1 Contestでの6時間ですが、全く疲れることなく叩き続けられました。反動式による操作法については、JARL A1 Clubのホームページ「縦振り電鍵の正しい打ち方」:http://a1club.net/knowhow/st-key.htmなどで紹介されています。興味のある方は、ぜひご覧下さい。
設備について
写真はJH1PIQさん製作のマグネット式のミニパドルです。ベースのサイズは60×68cm、重さは約350gで、小さいながらも操作性抜群のパドルです。
埃除けのカバーはスチロール板を用いて自分で製作しました。
詳細はJG1TKMさんのホームページ(http://www.geocities.jp/jg1tkm/piqkey.htm)へ。
主なトランシーバ:
1 TS-50S(100W)
発売時に世界最小と謳われたモービル機です。シャックに大型の無線機を置くスペースがないので、重宝しています。CWのトーンも結構きれいで気に入っています。
2 SST/40m(2W)
初めて組み立てたキットです。周波数可変範囲が7.013~7.020MHzと非常に狭かったので、改造して7.000~7.025MHzにまで拡大しました。
自分で組み立てた無線機でQSOするのは格別の感動があります。また、2Wもあれば結構DXともQSOできるので驚きです。
3 Rock-Mite-40(0.5W)
7.003MHzの特注水晶を使用。CWならQRPpでも楽しめます。
アンテナ:
モービルホイップ
マンション4F/8Fのベランダ手摺(地上高10m)に設置しています。HFは、2本のアンテナを取り替えることで、3.5MHz、7MHz、14MHz、21MHz、24MHz、28MHzにQRV可能です。
主なモールス・キー:
1 縦振
(1)Hi‐Mound HK‐3
感触が非常にFBです。接点の大きいHK‐1Zよりも歯切れが良いようにも感じられます。
(2)LLAVES GMP
スペイン製のミニチュアキー。
2 パドル
(1)Katsumi EK‐155
エレキー(登録商標)です。
(2)Whiterook MK‐64MC
メモリーキーヤー内臓の小さいパドル。
アワードについて
WAC(六大陸交信アワード)
無線を始めてからずーっと夢に見ていた憧れのアワードです。アジア、北アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアはCWでの運用を開始してから短期間に交信できましたが、残る南アメリカとの交信までに約1年、アフリカとの交信には約2年を要しました。ベランダ設置のモービルホイップアンテナのみで完成しました。もちろん、CW特記付きです。
1000MILE PER WATT
SST(7MHz)を組み立てた後の最初の交信は、何とアメリカのサンディエゴ! アフリカと交信できたときと同じくらい、いや、それ以上の喜びでした。自分の組み立てた小さい無線機、良くやってくれた! このSSTにとても愛着が湧いた瞬間でした。
このとき2Wだったので、2,761マイル/W(約4,400km/W)と認定されました。ということは、単純計算で、7MHzでも5Wもあれば、モービルホイップアンテナでも地球の裏側まで電波が飛んでいくということになります。自然って、とても神秘的ですね。
WAJA(全都道府県交信アワード)
コンテスト運用を主体に沢山交信して取得しました。CW特記付き。SST/2Wでも7MHz CW QRP特記付きで取得済みです。国内QSOならばQRPでも十分交信できることを実感しました。
CWをやり始めてから、せめて六大陸と全都道府県との交信くらいはしたいということで、WAC、WAJAの取得を目標としていましたが、これらを取得できた現在、アワード収集は一段落といったところでしょうか。
あとは著名なDXCCなどもいつかは取得したいという気持ちもあるものの、最近はアワードよりも内容のある交信、意思疎通のためのスキルの向上に関心が向いています。
以上です。最後までお読みくださりありがとうございました。