先日、ようやく変更申請後の無線局免許状が届きました。そこで今回は、アマチュア無線の再開に向けて、シャックの構築とアンテナの調整を行いました。
1 シャックの構築
ホームセンターで小さな折り畳み式の座卓を見つけ、1500円ほどで入手しました。そして、これをリビングの片隅において、小さなシャックを構築しました。こんな感じです。
構築というような大それたものではなく、置いただけですけどね。
この座卓は、小学校の教室の机くらいの大きさなので、ログブックは置けますが、PCを置く余裕はありません。まだ本格的に運用するわけではないので、しばらくはこれでいくことにします。
邪魔になればすぐに撤収できる、室内版のポータブル運用になりそうです。
2 アンテナの調整
ベランダの手すり(マンション4階、地上高約10m)にアンテナを取り付けて、調整を行いました。アンテナは、前に使っていたモービルホイップ(コメットのHA4S)です。昔はこのアンテナを使って世界中の局とQSOを楽しんだものです。
このアンテナは、7MHzをベースにして、4バンド(14/21/24/28MHz)のエレメントのうちの任意の3バンドのエレメントを取り付けることによって、4バンド対応にすることができるものですが、無線機に合わせて14MHzのエレメントのみを取り付けて、2バンド(7/14MHz)対応にしました。
アンテナの突き出し角度は、おそらく水平がベストなのですが、ベランダ内側へのアンテナの収容のしやすさの都合から、とりあえず少し上方に向けた状態で調整することにしました。
そして、SWRを測定してみたところ、7MHzについては、初めから十分に低い値が得られたため、調整の必要はありませんでした。14MHzについては、エレメントの長さを少し調整することで、SWRを良好な値まで下げることができました。
3 まとめ
何はともあれ、これで無線再開の準備がすべて整いました。今までのんびりと準備を進めてきましたが、無事に年内に準備を完了することができ、ほっとしています。
再開のために新たに準備したものは、無線機(HT-1A)、無線機用のACアダプター、アンテナ基台、同軸ケーブル、ダミーロード、SWR/パワー計、折り畳み式の座卓くらいで、すべて合わせても約4万円の出費で済みました。
アマチュア無線はお金を掛けようと思えばいくらでも掛けられる趣味ですが、しばらくは、なるべくお金を掛けずに楽しんでいきたいと思っています。
さて、つぎは、いよいよQSOです。みなさん、お空でお会いしましょう。