先日、PICキーヤー「OIKey F88」を組み立てました。
ケースをどうしようかと考えていましたが、加工のしやすさを考慮して、とりあえず0.4mm厚のプラバンを使って試作してみました。PICキーヤーの寸法に合わせて、カッターを使って、切って折り曲げて穴あけをするだけで、手軽に作ることができました。
ケースは、基板の裏側とスペーサーの間に挟んで固定しました。
欠点は、薄いので力を加えるとすぐに変形することと、折り曲げたところが切れてしまいやすいことです。したがって、固定運用のときの埃よけには十分ですが、移動運用には向きません。必要に応じて改良するか、別のケースにするかを考えたいと思います。
ところで、ブザーの音が高すぎるのが気になっていましたが、これはキットに付属するブザーの仕様によることが分かりました。このキットは電磁ブザーに交換すれば800Hzの音が鳴るように設計されているようですので、電磁ブザーに交換するか、あるいは、今のものよりも低い音が鳴る電子ブザーに交換すれば、この問題は解決しますね。
パンダのシールがあったので、音量を小さくするためにブザーに貼ってあったものと交換してみました。少しかわいくなりました。
このPICキーヤーは、バグキーモードにもできるので、バグキーを持っていなくてもバグキーの操作感をパドルで試してみることができます。CW INVADERSにつないで、パドル操作の練習にも使えます。特に、和文符号は長いものが多く、スクイズ操作を完璧にして最小限のパドル操作で符号を出すのが難しいですが、その練習に使えます。いろいろ使えるので入手してよかったです。