JR0ECQの徒然日記

趣味のアマチュア無線などについて徒然なるままに

LoTWを始めてみた

HAM world 8月号の記事「LoTWを始めよう!」に分かりやすい解説が載っていたので、その解説を頼りにLoTWを始めてみることにしました。

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まず、TQSLをインストールし、必要事項を入力してコールサイン証明書をリクエスト。つぎに、Eメールに局免と従免のスキャンデータを添付してARRLに送りました。すると、昨晩メールを送ったばかりなのに、今朝には認証キーとパスワードが届いていました。早くてびっくり。

さっそく、認証キーを取り込み、局の所在地の設定を行った後、ハムログでADIFデータを作成してアップロードしてみました。

LoTWのHPでログを確認すると、見事にログデータが照合されました。古いものでは、開局したばかりの頃の1983年、新しいものでは、つい先日のIARF HFチャンピオンシップのものがありました。

無線をお休みしていた間にこんなに便利なシステムができあがっていて、今さらながら驚きました。

ついでに、当局のログの照合率を計算してみました。6mバンドのみだった1982~1988年は1.1%と低かったものの、照合されたデータがあって驚きました。その後、HFを始めてからの1993~2006年は7.0%と少し高くなりました。そして、再開後の今年の照合率は18.2%となり、最近のHFのCWモードでQSOした約2割の局がLoTWを利用していることが分かりました。

私はDXCCを追いかけている訳ではありませんが、照合できたQSOのカントリー数が簡単に分かるほか、WAS、WPX、WAZなどの進捗状況も簡単に確認できて便利ですね。DXerのみなさんにとって欠かせないツールであることがよく分かり、よい勉強になりました。無線界もペーパーレス化が進んでいますね。