お盆休みはほとんど無線をやらずに、墓参りのほかは読書三昧で過ごしましたが、KCJコンテストに参加しない訳にはいきません。今年はQRP部門が新設されるとのことなので、久しぶりにQRP機のHT-1Aを使って参加することにしました。アンテナは、いつものベランダ設置のモービルホイップです。
HT-1Aは、7MHzと14MHzのデュアルバンダーなので、夜間のQSOはあまり期待できません。そこで、無理をせず、2日目の朝8時から開始しました。途中、買い物に行ったり洗濯物を干したりと、家事をこなしながらでしたが、それでもトータルで6時間半の時間をコンテストに割くことができました。
1月に無線を再開してからHT-1Aだけを使っていた4月までの期間はコンディションがあまり良くなかったため、今回も高が知れていると思っていましたが、14MHzが国内全域にオープンしていて、面白いようにQSOできました。7MHzのコンディションもまずまずで、大いに楽しめました。
呼びまわりオンリーで1時間あたり15QSOのまずまずのペースでQSOでき、7MHzは64QSO（うち海外2QSO）で29マルチ、14MHzは33QSO（うち海外1QSO）で26マルチ、トータルで97QSOとなり、当初はまったく予想していなかった驚きの結果になりました。
いままでのHT-1AでのQSO数は71（少ない！）だったので、たった1日でそれを上回ってしまいました。コンディションが良いとQRPは面白いです。しばらく放っておいていたHT-1Aでしたが、改めて愛着を感じました。よいリグです。もっと使ってやりたいと思います。
また、ちょうど数日前に、デジタルモードに使用するために中古の小型ノートパソコンを入手したばかりだったので、今回初めてCtestwinでロギングをしてみました。あまりの使いやすさに感動しました。もう紙ログには戻れません。つぎはCtestwinで送信もできるようにしたいと思っています。
今回、久しぶりにQRPでのQSOを堪能できました。弱い信号を拾っていただいた皆様には、心から感謝いたします。ありがとうございました。
