JR0ECQの徒然日記

趣味のアマチュア無線などについて徒然なるままに

「7MHz CW QRP」特記のJARL三賞が揃う ~ 1000 MILE PER WATT と我がQRP機たち

先日、アマチュア無線を中断する前のQSLカードをチェックしていたら、「7MHz CW QRP」特記のJCCが完成していることが分かりました。今さらですが、折角なので申請しました。そして、届いたのがこれです。

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アマチュア無線を中断する前には、同じ特記のAJDとWAJAを取得していました。

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これで「7MHz CW QRP」特記のJARL三賞が揃いました。なお、JARL三賞とは、JARL発行アワードのうち、最も歴史の古いWAJA、AJD、JCCのことを言うそうです。

並べてみると、特記の文字のフォントがすべて異なっていることが分かります。発行時期によって違うのかどうなのか分かりませんが、統一してくれた方がよいのにと思いました。

これらJARL三賞は、すべてQRP機のSST(7MHz、2W)によるものです。特に、WAJAが完成したときの喜びは格別でした。今回のJCCも、SSTで交信したときのQSLカードのみを使用して申請しました。私の心の中では、これらJARL三賞には「SST」特記が付いています。

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ちなみに、小さなSSTの相棒は、小さな縦振りのGMPでした。

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これらJARL三賞のほかに、SSTにより取得した私にとって別格のアワードに1000 MILE PER WATTがあります。組み立てたばかりのSSTによる最初の交信によるものでした。モービルホイップから発したわずか2Wの電波が、アメリカ西海岸まで飛びました。

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このときの驚きと感動が、アマチュア無線再開への大きな原動力になったと思います。

ところで、今までSSTのほか、いくつかのQRP機を組み立てて交信を楽しみました。この機会に、我がQRP機たちを紹介したいと思います。

左側に重ねてあるのが今まで組み立てたQRP機で、いちばん下にあるのは、SSTの後継機として組み立てたDSW-II(7MHz、5W)です。その上がSSTで、さらにその上には、当時、ミント缶をケースにするのが流行った赤いRock-Mite-40(7MHz、0.5W)と青いRock-Mite-20(14MHz、0.5W)が順に重なっています。それらの右側にあるのは、いわずもがなMX-21Sです。

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DSW-IIは、今では入手困難になってしまった終段トランジスタを飛ばしてしまったので、残念ながら使用できません。一方、そのほかのQRP機は、今後もずっと使用できるように、アマチュア無線再開時にTSSの保証を受け直しました。

そして、今は、アマチュア無線再開のきっかけになったHT-1Aを愛用しています。

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自分で組み立てたQRP機による交信は格別です。これからも、弱い信号を拾ってくれる方に対する感謝の気持ちを忘れることなく、驚きと感動を求めて、QRP機によるCW通信を楽しんでいきたいと思っています。