JR0ECQの徒然日記

趣味のアマチュア無線などについて徒然なるままに

2019年のアマチュア無線の総括

2019年は、1月のQSOパーティでアマチュア無線を再開してから、いろんなことがありました。そこで、2019年のアマチュア無線の運用について総括してみたいと思います。

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はじめに、2019年の運用の概要をまとめてみました。詳しくは、このブログの各記事に記載したとおりです。

1~3月:
・7MHz/14MHzのQRPHT-1A(5W)、縦振電鍵 HK-3、ベランダに設置したモービルホイップ HA4S(10mH)にて、13年ぶりにQSOパーティでアマチュア無線を再開。しかし、コンディションが悪く、思うように交信できず苦戦。

4月:
ハムログにすべての交信データを入力
TS-50Sを修理
17年ぶりにALL JAコンテストに参加。これを機にTS-50S(50W)、PICキーヤー OIKey F88、パドル JH1PIQパドルを使用開始。

5月:
・モービルホイップ HF30FX、HF16FXを新調し、10MHzと18MHzを初運用。また、モービルホイップ HA4Sで24MHzを初運用。これらにモービルホイップ HF80FXを合わせた合計4本のモービルホイップにより、3.5MHz~28MHzのすべてのHFバンドで運用可能になる。
20年ぶりにCQ WPX CWコンテストに参加

6月:
ハイバンドのEスポを満喫
21年ぶりにALL ASIAN DXコンテストに参加。50Wとモービルホイップの限界を思い知る。

7月:
・TS-50Sで100W運用できるように移動しない局へ変更
LoTWeQSLを始める。

8月:
HT-1AでKCJコンテストに参加したところコンディションが良く、予想を大きく超える交信数となって驚く。
AJAアワードを取得
FT8を初めて運用してみるが、その後の運用は続かず。

9月:
ハムフェアに参加
KCJに入会
・HT-1AでXPO記念コンテストに参加し、Ctestwinからの送信を試す。

10月:
・HT-1Aで参加したKCJコンテストに入賞
18年ぶりに声を出し、3.5MHzのSSBで1局だけ交信。

11月:
「7MHz CW QRP」特記のJARL三賞が揃う
17年ぶりにCQ WW CWコンテストに参加。TS-50S(100W)とモービルホイップでDXコンテストを満喫。最遠の交信は、7MHzのイタリア。

 12月:
・コンディションが悪く、アクティビティが下がる。

印象に残ったベスト3:
・1月のQSOパーティでアマチュア無線を再開したこと。
・8月のKCJコンテストで驚きの結果になったこと。
・11月のCQ WW CWコンテストでDXとたくさん交信できたこと。

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つぎに、2019年のエリア別交信件数を集計してみました。年間交信件数が930件となって、開局以来最多になりました。今までの最多は2000年の519件でした。

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モード別ではFT8が5件、SSBが1件のほかは、すべてCWでした。流行りのFT8も試してみたものの、自らの耳を手を使って効率よく交信できるCWの方が、格段に面白いと感じました。

QRP機のHT-1Aによる交信件数は、205件となって全体の22%を占めました。その内訳は、7MHzが170件(うちDXが2件)で、全体の33%、国内の39%を占めました。また、14MHzが35件(うちDXが1件)で、全体の36%、国内の55%を占めました。コンディションの良いときは、小さいHT-1Aが大活躍しました。

DXとの交信件数は、140件となって全体の15%を占めました。モービルホイップでDXとの交信を楽しみました。

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2019年のアマチュア無線の運用を振り返ってみると、再開前には予想できなかったほど、とても充実した楽しい1年になりました。また、13年ぶりにアマチュア無線を再開しましたが、この1年をかけて、ようやくそのブランクを取り戻すことができたようにも思います。

この1年、こんなにアマチュア無線を楽しむことができたのは、交信してくださったみなさまのおかげです。ありがとうございました。また、このブログを書くことによってアマチュア無線の楽しみが倍増しました。読者のみなさまにも感謝申し上げます。

新しい2020年も、少しずつ新しいことにチャレンジして、大いに楽しんでいきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。