JR0ECQの徒然日記

趣味のアマチュア無線などについて徒然なるままに

大分コンテスト

3.5MHz CWのWAJAを一気に完成させるための2週連続プロジェクト第二弾。先週の宮崎コンテストに続いて、今週は大分コンテストに参加しました。

今週も7つものたくさんの国内コンテストが開催されるということでしたが、土曜の夜の3.5MHzは比較的空いていました。いつも3.5MHzの九州は遠く感じ、入感する信号強度も弱いのですが、この日も本州の局の間に九州の局が遠く聞こえていました。

ところで、この2月に、トップバンドにデビューするために、3.5MHzのモービルホイップをベースローディングからセンターローディングのものに替えました。その後、海外局とも交信でき、それまではあまり聞こえなかった国内の遠方の局が聞こえるようになり、交信できる範囲が大きく広がりました。何回も交信してくださっている方から「アンテナ変えましたか?」と聞かれるくらい、アンテナを替えた効果はてきめんでした。

そんな訳で、トップバンドデビューの副次的効果として3.5MHzでの運用が楽しくなり、WAJAの完成まであとわずかとなっていたのでした。

さて、話をもとに戻しますと、今週の大分コンテストは3.5MHzのコンディションがいま一つのようで、開始直後の21時台は、比較的強く入感している局とも交信することができず、だいぶ苦労をしました。その後、22時を過ぎてからようやく大分県内局と交信することができました。結果として、22時過ぎからの1時間弱で、大分県内の2局と交信することができ、当初の目標を達成することができました。これで3.5MHz CWの未交信都道府県はなくなりました。

弱い信号を拾ってくださった皆様、ありがとうございました。

また、今回もコンテストの合間にTS-50SとFT-991Aの聞き比べをしてみました。近隣に強い信号の混信があるときの弱い信号の受信は、TS-50Sではお手上げだったのに対し、FT-991Aでは混信を完全に除去でき、弱い信号がクリアーに聞こえたのには驚きました。その一方で、TS-50Sの音に慣れているせいかもしれませんが、混信のないときの弱い信号はTS-50Sの方が聞きやすい場合もあり、27年前のTS-50Sの基本性能が意外に高いことも分かりました。