JR0ECQの徒然日記

趣味のアマチュア無線などについて徒然なるままに

KCJトップバンドコンテストに参加する(1) ~アンテナの準備~

2月13日~14日に開催されたKCJトップバンドコンテストに参加しました。

昨年は強風でアンテナが揺れて心配でしたが、今年はお天気にも恵まれて2日とも春のようなぽかぽか陽気。無事に参加できてよかったです。この記事を書いている今は強風を通り越して暴風が吹き荒れていて、今日の新潟の最大瞬間風速は30m/sを超えたそうです。お天気が数日ずれていたらコンテストに参加できないところでした。

さて、今回もコンテストに先立って少しばかりアンテナの準備をしました。昨年は3.5MHz用のモービルホイップの先端から4.90mのワイヤーを吊り下げたアンテナで念願のトップバンドデビューを果たしましたが、リグ(TS-50S)の関係で1.9MHz帯だけの参加でした。その後、リグ(FT-991A)を新調し、今年は1.8MHz帯にも出ることができるようになったので、このコンテストをとても楽しみにしていました。

1.8MHz帯用のアンテナは、昨年のARRL 160mコンテストのときに準備し、CQ WW 160mコンテストでの海外初交信のときにも使用したのですが、同調点が1.830MHzと少し高かったので、今後のJARL主催コンテストでの中心周波数の1.810MHzを狙ってワイヤーを少し付け足しました。

なお、モービルホイップの水平設置時に同調点を1.810MHzにするためには、ワイヤーの長さを5.65mにすればよかったのですが、モービルホイップを上向きに固定すると同調点の周波数が上がるため、上向きに固定することを想定して、計算値よりも5cm長くしました。

そして、3.5MHz用のモービルホイップの先端から5.70mのワイヤーを吊り下げ、モービルホイップの根元を約30°上向きに固定し、NanoVNAでSWR曲線を測定したところ、予想どおり、下記のとおりまずまずの結果となりました。

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(次回につづく)