我が家では、子供たちのモールス学習計画が進んでいます。
その発端は、昨年の夏のことです。はるか昔に使っていた和文モールス学習用のカセット「CQモールスカセット4 和文入門編 CQ出版社」をラジカセで聞いていたら、小学校低学年の子供たちが面白がって、一緒に一通り聞きました。そして、その後も自分たちで何度か聞いて、簡単な符号をいくつか覚えてしまいました。
これに妻が関心を示し、モールス符号が分かる大人になるとカッコいいから、ぜひ覚えさせようと言い出しました。
その後しばらくして、A1 CLUBがモールス受信練習機キット「モールスラーニング・ジャックレス」を頒布していることを知り、子供たちのためにぜひ入手したいと思っていました。このキットは人気があるようで、すぐに売り切れてしまいなかなか入手できませんでしたが、つい先日、ようやく入手するすることができました。子供たちはこれを「おさるさん」と呼んで、組み立てて使ってみるのをとても楽しみにしています。
このキットは簡単に組み立てられそうなので、子供たちにはんだ付けを経験させて、自分たちで組み立てた練習機を使ってモールス学習を楽しく進めたいと思っています。なお、まだ小学校低学年なので、和文を先に覚えてもらい、和文をマスターしてから欧文に移ろうと計画しています。
そして、話はさらに大きく膨らみ、これからせっかくモールス符号を覚えるのだから、4アマを飛ばしていきなり3アマを取ってしまおうと妻が言い出しました。そこで、子供向けのよい参考書はないかと探したところ「コミック版 最新ハム問題集 すがやみつる CQ出版社」を見つけました。さっそく入手して読んでみたところ、まんがの図解が分かりやすく、漢字にはルビが振ってあります。子供たちでも読めそうなので、この本を使って学習を始めることにしました。
この本は1985年初版、2017年第15版のロングセラーとなっています。類書がないのがその理由なのでしょうね。よい本です。
ちなみに、妻もモールス符号に興味を示し、子供たちと一緒にモールス符号を覚えて、4アマを飛ばして3アマを受験するそうです。はたしてどうなることやら、とても楽しみです。家族みんなで無線を楽しむ将来を夢見ています。