(前回のつづきです。)
4 NanoVNAを入手
アンテナの共振点がどこなのか調べるためには、アンテナ・アナライザなどの測定器が必要です。最近、安くて高性能な測定器として、NanoVNAの評判が良いことは知っていましたが、使いこなせる自信もなく、しばらく様子見をしていました。
そんなときにタイミング良く、HAM world 3月号が発売されました。そこには、NanoVNAの使い方が詳しく記載されていました。その記事を読んでみて、これなら使えそうと思い、AmazonからNanoVNAと、SMA-M型の変換アダプタを入手しました。
5 NanoVNAでアンテナの共振点を測定
HAM world 3月号の記事や、インターネットに公開されている情報をもとに、さっそく、アンテナのSWR曲線を測定してみました。
その結果、HF80FXに約5mのワイヤを足した場合の共振点は、1.9MHzには程遠い、約3.1MHzであることが分かりました。これで、HF80FXをベースにするのは無理であることが、はっきりとしました。(次回につづく。)