JR0ECQの徒然日記

趣味のアマチュア無線などについて徒然なるままに

ようやく変更申請後の免許状が交付される見通しに

アマチュア無線を再開しようと思ったきっかけは前に書いたとおりですが、知らないうちに新スプリアス規格なる法改正がなされていることを知り、いろいろと悩みました。今まで、移動しない局と、移動する局の2つの無線局の免許を持っていましたが、これからどうしようかということです。

それぞれの無線局について新スプリアス規格の保証を受けなければならず、そのうち保証を受けるとしても、将来的には2回分の保証料がかかります。今回は、新たに追加するHT-1Aの保証を受ける必要があります。無線機は、HT-1Aを除くと古いものばかり。自作したキットの無線機もたくさんあります。どうにかならないものでしょうか。

そこで、まず、思い切って1つの無線局を廃止することにしました。移動しない局は、アマチュア無線を始めたときに開設した記念すべき無線局でしたので、後から開設した新しい方の、移動する局を廃止することにしました。

さらに、廃止する無線局の無線機については、残す方の無線局に移して保証を受けることにしました。また、今後はQRP運用を主体に楽しもうと考えていましたので、残す方の無線局にもともとあった無線機については、50Wにパワーダウンして保証を受け、残す方の無線局を移動しない局から移動する局へ変更することにしました。保証はTSSを使うことにしました。

こうすれば、最低額の3000円の保証料(10月から4000円に値上げされました)で、新たに追加するHT-1Aの保証を受けるのと同時に、このほかのすべての無線機について、新スプリアス規格に対応した保証を受けることができるはずです。

なお、比較検討したJARDの保証は、処理が早いというメリットがあるようですが、上記の保証を受けるとなると、無線機の数に応じて保証料が加算されるため、保証料が軽く1万円を超えてしまいます。また、自作機の保証を受けるために実測データなどを提出しなければならないみたいなのですが、これが面倒です。という理由で、保証はTSSの一択で選択の余地はありませんでした。

このように考えて、アマチュア無線の再開を思い立った9月中旬に、無線局の廃止と変更の書類を提出しました。無線局の廃止の手続きは電子申請で行い、すぐに終わりました。一方、無線局の変更の手続きは、ペーパーで申請した方が手間がかからないと思い、ペーパーで申請しましたが、なかなか免許状が届きません。何か書類に不備があったのではないかと心配になりました。

あまりに遅いので、11月上旬に思い切ってTSSに電話をかけてみました。状況を問い合わせると、処理をするのを忘れていたとのこと。すぐに保証して総合通信局に書類を送ってくれるという回答でした。

そして、待つこと約1か月。まだ免許状は届きません。そこで、今度は管轄の総合通信局に電話をかけてみました。こちらは、もうすぐ審査完了とのことで、来週には新しい免許状を送るとのことでした。

申請書を提出してから約2か月半。ようやく変更申請後の免許状が交付される見通しになりました。結果として、1アマの試験が終わったちょうどよいタイミングで免許状が届きそうなので、よしとしましょう。

今回の経験から、変更申請してからなかなか免許状が届かない場合は、電話で問い合わせするのが有効であることが分かりました。

以下、今回の経験からご参考まで。

なかなか免許状が届かない場合は、臆せず電話してみましょう。何かの理由で処理が止まっている可能性があります。電話をすれば、その場で親切に対応してくれます。また、TSSの場合は、すぐに折り返し電話すると言われても電話がなかなか来ないことがあるので、そんなときは、こちらからかけ直した方がよいみたいです。メールでの問い合わせも、回答をすぐにもらえるかどうか分からないので、すぐに回答が欲しい場合は電話が確実です。