ついにBegali Simplexを購入しました!
パドルのフェラーリとも称される高級パドルで有名なイタリアBegaliのベーシックモデルです。
台座とフィンガーピースの色や形は、いろいろなタイプがあるのですが、どれも魅力的でなかなか決められなかったので、子供たちに選んでもらいました。
選んだ理由を聞いてみたら、台座はぴかぴかしていてきれいな金メッキ、フィンガーピースは男なので青(古い!)で、穴がたくさん開いているのは穴に汚れがつくと取れにくくなるので穴が開いていないのがいい、とのことでした。なるほど~
そういえば、エジプトのツタンカーメンのマスクも金と青の組み合わせでした。そう思いながら眺めてみると、高貴な感じがしてこないでもないですね。
つぎに、いままで愛用していたJH1PIQさんの手作りパドル(PIQパドル)と並べてみました。PIQパドルも操作性の良いパドルで不足はなかったのですが、こうして並べてみると、見た目はSimplexの圧勝ですね。
操作性については、もともとPIQパドルもSimplexの初期設定と同様に接点間隔を狭く、操作圧を軽く設定し、指をあまり動かさずに操作していたので、通常の交信の速度ではどちらも大差ありませんでした。PIQパドルが良いパドルだったのを再認識しました。
しかし、だんだん速くしていくと、あら不思議。30wpmを超えたあたりから違いがはっきりしてきました。これは打ちやすい!
でも、30wpmを超える交信なんて普通はやらないし、できる技量もないので、Simplexは、操作性に限れば宝の持ち腐れになりそうです。
実は、私が入手したSimplexは、右側のレバーにガタツキがあり、レバーの戻りが僅かに遅く、右側だけ打感がいま一つだったので、はじめは不良品かと思い心配しました。しかし、実際に使ってみたところ、実用上はまったく問題ないことが分かり、安心しました。
同じ製品であっても、それぞれの個体には少なからず違いがあります。こういう個体に出会ったのも何かの縁。大切に使いたいと思います。