今年もCQ WW DXコンテストに参加しました。毎年この日がとても楽しみです。なんてったって、ベランダモビホでも世界中の局と交信できるんですもの~。
今年は趣向を変えて、昨年までのように聞こえている局を片っ端から呼びまわるのではなく、あまり交信する機会がない地域の局を中心に、つまり、中国やロシアなどは避けて呼びまわる作戦で楽しみました。
さて、その結果、QSOレートグラフをご覧になると分かるように、初日はさっぱり、二日目から挽回ということになりました。
1 初日
初日はハイバンドのコンディションがいま一つ。モビホでも交信できる局は限られました。日中は、9時台に21MHzでインドネシア、モンゴル、ハワイ、オーストラリアと交信しただけでおしまい。その後もときどき14MHz以上のバンドをチェックしましたが、めぼしい局は見つからず、すっかり出鼻を挫かれてしまいました。午後から出掛けなけばならない予定があったのも痛かったです。
つぎは、夜間の3.5MHzと7MHzとチェック。こちらもモビホで楽しむにはコンディションがいま一つで、アメリカのお馴染みさんと数局交信して終わり。そして、その後はあきらめて、夜はゆっくりと休むことに。
・・・というわけで、初日は期待外れで散々な結果でした。
2 二日目
二日目の朝は、6時台に7MHzでチェコと交信。明るくなってきたので14MHzに移り、アメリカとたくさん交信、さらに21MHzに移り、アメリカとたくさん交信。
朝食後の9時台からは、28MHzでハワイ数局とチリと交信できました。二日目はハイバンドがよさそうな予感。21MHzに移って、ニューカレドニア、オーストラリア、アラスカ、インドネシア、ロシアのお馴染みさん、東マレーシア、ニュージーランド数局と面白いように交信でき、28MHzに戻って、またハワイ。
しばらく休んで、13時過ぎから、28MHzでフィリピン、また21MHzに戻って、オーストラリア、ロシアのお馴染みさん。14MHzに移って、カザフスタンと交信できました。
また少し休んで、15時ころからは、14MHzでイタリア(シチリア島)、ハンガリーと交信でき、その後、21MHzに移ったらヨーロッパ祭りが盛大に行われていました。ウクライナたくさん、ベラルーシ、ハンガリー、スウェーデン、スロバキア、ラトビア、ポーランド、セルビア、クロアチア、イタリア、スロベニア、エストニア、チェコ、またイタリア、ドイツ、またポーランド、またクロアチア、フィンランド、14MHzでもフィンランドと、モビホにしては面白いように次々と交信できました。日没とともに信号が弱くなり、17時前にいったん終了。いや~面白かったです。
そして、夜間の各バンドは、チェックしただけで交信はパス。
3 三日目
三日目の出勤前、7時台から21MHzでアメリカたくさん、その間に、ニュージーランド数局、ハワイと交信して、そういえば中国とは交信していなかったことを思い出し、中国とは1局だけ交信しておきました。最後にアメリカのお馴染みさんと交信してちょうど70局。これですべて終了となりました。
4 集計結果
全70交信のうち、バンド別では21MHzが51交信で最多となり、大陸別ではヨーロッパが24交信で最多となりました。
7MHzでは、2エンティティと交信できました。
14MHzでは、5エンティティと交信できました。
21MHzでは、26エンティティと交信できました。
28MHzでは、3エンティティと交信できました。
初日は散々でしたが、二日目の午後に21MHzでヨーロッパが盛大にオープンして、モビホでも存分に楽しむことができました。これからどんどん太陽黒点数が多くなって、もっともっとハイバンドのコンディションが良くなるといいなあ~。