2021年はアマチュア無線再開3年目でした。今年もあとわずかとなりましたので、アマチュア無線の運用の様子を記してきたこのブログ記事などをもとに、この1年を振り返ってみたいと思います。
1月は、1.9MHz、7MHz、10MHzでQSOパーティーに参加。A1 CLUBのお年玉電鍵コンテストにも参加しました。
2月は、CQ WW 160mコンテストでトップバンド海外初交信。KCJトップバンドコンテストにも参加しました。
3月は、仕事が忙しくて無線どころではなく・・・。
4月は、Begali Simplex(パドル)を購入。ALL JAコンテストに参加して、トップバンドでただ1つ残っていた都道府県である沖縄と交信できたほか、一晩でトップバンドでのAJDが完成しました。
5月は、CW特記のAJA-1500ステッカーを取得しました。CQ WW WPXコンテストには少しだけ参加しました。
6月は、コメットHRシリーズのモビホを4本同時に購入。新しいモビホでALL ASIAN DX コンテストに参加。コメットHRシリーズをWARCバンドを含むすべてのHF帯で使えるようにワイヤーを足して調整しました。
7月は、コメットHR50を購入。新しいモビホで6m AND DOWN コンテストに参加。久しぶりに50MHzで海外交信もできました。4月に購入したBegali Simplexの部品を交換して動作良好になりました。10局の8J#OLYMPICとの交信を完了し、JA1TOKYOとも交信できました。IARU HF チャンピオンシップコンテスト、電通大コンテストにも参加しました。憧れの南極昭和基地と交信できました。
8月は、KCJコンテストに参加しただけ。
9月は、愛・地球博記念コンテストに参加しただけ。
10月は、KCJのOAMへの参加回数が100回になりました。
11月は、A1 CLUBの第1000回記念OAMですべてのキー局と交信。CQ WW DXコンテストでは、21MHzでヨーロッパとたくさん交信できました。
12月は、KCJA 350のステッカーを取得しました。
こうしてざっと振り返ってみると、新しいモビホを揃えた6月と7月が最も充実していたようです。いちばん嬉しかったのは、4月のALL JAコンテストにおいてトップバンドで沖縄と交信できたことと、7月に南極昭和基地と交信できたことかなあ。そういえば、記事にはしていませんでしたが、5月には南鳥島とも交信できています。11月のCQ WW DXコンテストにおいて21MHzでヨーロッパとたくさん交信できたのも楽しかったです。
交信件数は、今日現在で、昨年の1,234件よりやや少ない1,111件でした。バンド別では、1.9MHzが最も多く、つぎに多かったのが7MHz、3.5MHz、14MHz、21MHzの順でした。DXとの交信件数は、昨年の2倍以上の238件で全体の2割以上を占めました。モードは、昨年に引き続き100% CWでした。使用した無線機は、すべてFT-991Aでした。
このように再開後3年間運用してみて、現在のアマチュア無線のCWモードでの運用状況がほぼ分かりました。また、今年は、パドルやモビホを新調して、とりあえず今の運用場所におけるベストに近い環境が整いました。というわけで、今後は真新しいことはあまりなくなってしまうと思われますが、引き続き、来年も限りあるスキマ時間を利用して、マイペースでアマチュア無線を楽しみたいと思います。
今年も1年間ありがとうございました。良いお年をお迎えください。
《参考》2021年末現在の主要な設備
無線機:八重洲無線 FT-991A(100Wで1.9MHz~430MHzのオールバンドならこれ一択です)
空中線:コメット HRシリーズ(1.9MHz~50MHz;1.9MHzとWARCバンドは先端にワイヤーを付加;よく飛びます)、第一電波工業 NR77(144MHz・430MHz)を取っ替え引っ替えベランダ手摺(地上高10m)に設置
電鍵・パドル:Begali Simplex(修理したら抜群の操作感になりました)