2023年の海外コンテスト第一弾として、ARRL DX CW コンテストに参加しました。北米方面が建物で遮られているベランダモビホでのチャレンジ。さて、結果はいかに。
１ 交信レートグラフ
初日午前は21MHzと28MHzで15交信。14MHzは聞こえず。日没後は7MHzで13交信。3.5MHzは届かず。思ったよりも交信できませんでした。
二日目午前は21MHzと28MHzで割と調子よく41交信。二日目も14MHzは聞こえず。日没後は3.5MHzと7MHzで5交信。
三日目の朝は仕事があるため交信なし。
２ 点数
トータルで74交信、35マルチ。バンド別では21MHzが交信数、マルチ数ともに一番でした。自己採点でラッキーナンバーのスリーセブンを含むスコアになりました。
３ 交信できた州
全バンドを合わせて、16州と交信できました。お相手は巨大なアンテナのスーパーステーションばかり。建物に遮られたベランダモビホで100Wの当局は、たぶん、ダイポールに5Wくらいの実力かと。ほかにニューヨーク州とか聞こえていましたが交信ならず。そういえば、カナダとはまったく交信していませんでした？
つぎにバンド別です。3.5MHzは西海岸がやっと。ノイズすれすれの局からも一発でコールバックがあり、相手の耳の良さに驚きました。
使用したモビホはコメットのHR3.5。よく飛ぶし、ワイヤーを5m足せば1.9MHzにも出れるし、アパマンの皆様におススメです。
7MHzは3.5MHzよりも奥の方まで届きました。使用したモビホはコメットのHR7。
夜間の7MHzは大好きです。波長が長いためなのか上の方のバンドと比べて建物の影響をあまり受けないようです。長さ1mのベランダモビホと2Wで米国西海岸と交信したこともあります。
14MHzは交信なし。
21MHzは東海岸まで届きました。バンドが開けている時間も長くて最も楽しめました。使用したモビホはコメットのHR21。
28MHzも東の方まで届きましたが、21MHzには及ばず。建物の影響が大きいのか？ 使用したモビホはコメットのHR28。
４ まとめ
特に二日目のコンディションが良く、ベランダモビホでも十分に楽しむことができました。つぎの海外コンテスト第二弾は、5月の CQ WPX CW コンテストに参加しようと思っています。
