先日のCQ WPX CWコンテストに続いて、再開後のDXコンテスト参加第二弾。ALL ASIAN DXコンテストに参加しました。このコンテストには、過去2回だけ参加していました。
1回目はCWを始めたばかりの頃の1997年で、初めてオセアニアの局と交信できました。
2回目は1998年で、初めて南アメリカの局と交信できました。これでWAC(この約1年後に完成)までアフリカを残すのみとなりました。
21年ぶり3回目になる今回は、先日のCQ WPX CWコンテストと同様、ベランダ設置のモービルホイップと出力50Wで参加しました。
相変わらず、20時前後に7MHzで入感する米国の局の耳の良さは抜群で、テンポよく呼びまわって交信することができました。懐かしのK6NAとも20年ぶりに交信することができて感激しました。
また、ヨーロッパの局との交信にもチャレンジしてみようと思い、3時すぎに起きて14MHzと7MHzで聞こえる局を呼びまわりました。スロベニア、フィンランド、ポーランド、イタリア、ノルウェー、ヨーロッパロシア、ハンガリー、セルビア、フランスなどの局が比較的強い信号強度で入感していましたが、交信できたのは、フィンランドとヨーロッパロシアだけでした。モービルホイップと50Wの限界を思い知りました。
このほか、パラオ、アラスカ、アジアロシア、中国、フィリピン、韓国と交信できました。交信はできませんでしたが、カナダ、シンガポール、コスタリカ(すごいパイルでした)からの信号も入感していました。
このコンテストでは、コンテストナンバーでオペレーターの年齢が分かって面白かったです。交信した局のオペレーターの年齢は、11歳から81歳まででしたが、中国と韓国の局以外はすべて50歳以上でした。
延べ数時間の参加でしたが、20局と交信でき、貧弱な設備と今のコンディションにしては、まずまずの出来だったと思います。交信くださった各局に感謝したいと思います。